真言宗

仏教・瞑想

『無畏三蔵禅要』3 発菩提心門 問遮難門 請師門

はじめての方は『無畏三蔵禅要』1からどうぞ『無畏三蔵禅要』2のつづき第五発菩提心門。弟子某甲、始めて今身より乃ち當さに菩提道場に坐するに至るまで、誓願して無上大菩提心を発す。衆生無辺なり度せんと誓願す。福智無辺なり集めんと誓願す。法門無辺な...
仏教・瞑想

『無畏三蔵禅要』2 供養門 懺悔門 帰依門

はじめての方は『無畏三蔵禅要』1からどうぞ第二供羪門〈次に、教て運心して遍く十方の諸仏、及び無辺世界微塵刹海の恒沙の諸仏菩薩を想ひ、自身一一の仏前に於て、頂礼讃歎して、之を供養すと想はしむべし。〉弟子某甲等、十方世界の所有の一切の最勝上妙の...
仏教・瞑想

『無畏三蔵禅要』1 善無畏三蔵 一行禅師 敬賢和上 慧警禅師

善無畏三蔵(637-735)は、真言密教における伝持の第五祖であり、『大日経』を唐に伝え、弟子の一行禅師らと共に漢訳しました。『無畏三蔵禅要』は、善無畏三蔵が、嵩山(すうざん)会善寺の敬賢(660-723)に、戒と禅定について説かれた教えを...
真言宗

『天地麗気記』書き下し文+現代語訳+解説 まとめ

題名【書き下し文】天地麗気記(かみつかたしもつかたうるはしきいきとうりをきす)この巻の題名です。近世の版本などでは、本巻を巻首に置いているので、『天地麗気記』を麗気記全体の総題とすることもあります。神代七代・過去七仏・北斗七星【書き下し文】...
大和葛城宝山記

『大和葛城宝山記』書き下し文+解説 まとめ

大和葛城宝山記(やまとかつらぎほうざんき)は、両部神道を代表する書の一つであり、大和葛宝山記、大和葛木宝山記、葛城宝山記、神祇宝山記とも呼ばれます。奥書に“天平十七年辛酉四月一日”、とありますが、一般には鎌倉時代後期に成立したと考えられてい...
仏教・瞑想

幾何学曼荼羅(図絵曼荼羅)の成立要因についての一考察 瞑想 マンダラ ゾクチェン トゥカル

序論曼荼羅がどのように成立したのかという問いに対し、田中公明氏はその労作『曼荼羅イコノロジー』(註1)、並びに『両界曼荼羅の誕生』(註2)において実に豊富な資料を挙げ、極めて明快な解説をされている。(註1)曼荼羅イコノロジーその要旨は以下の...
仏教・瞑想

『阿字観』栂尾上人記 読み下し文 明恵上人の阿字観

栂尾上人=明恵上人阿字観 栂尾上人記夫れ菩提心と者即ち阿字観也。阿字観と者本不生の理也。本不生の理と者即ち諸佛の心地也。諸仏の心地と者一切衆生之色心の實相也。色心の實相と者我が一念の心也。一念の心と者不随は悪に善に着せざるの心也。方寸の胸中...
仏教・瞑想

真言密教の血脈と三身説 法身普賢 金剛薩埵

この記事は、真言密教の血脈のうち、大日如来から龍猛菩薩までの相承を三身説で説明することと、チベット仏教ニンマ派のゾクチェンの血脈にも少しだけ触れてます。真言密教は真言教主・大日如来から始まり、第二祖・金剛薩埵、第三祖・龍猛菩薩へと伝えられま...
真言宗

大黒天と血を好む神と金剛薩埵による浄化

大黒天も、仏教とともにインドからやって来られました。大黒天はインドの言葉で「マハーカーラ(大いなる暗黒)」「摩訶迦羅天(まかきゃらてん)」と音写します。日本の大黒天は満面の笑顔で福々しいですが、胎蔵界曼荼羅の大黒天のように本来は非常に禍々し...
仏教・瞑想

『即身成仏義』 『観智軌』を『金剛頂経』といえるのか?

弘法大師・空海の『即身成仏義』は多くの経典に三劫成仏が説かれているのに即身成仏を主張する論拠は何か?という問いかけから始まる。その問いに対し、大師は「二経一論八箇の証文」を挙げる。「二経」とは『金剛頂経』と『大日経』であり、一論とは『菩提心...